後期基本計画策定へ/市総合計画
審議会で日程など確認
市総合計画の基本計画(後期)策定に向けた第1回審議会が31日、市役所で行われた。座喜味一幸市長から諮問を受けた委員が事務局から計画改定の概要とスケジュールなどについて説明を受けた。沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎さんが会長に選出された。
会議はオンライン形式で行われ、はじめに座喜味市長が第2次宮古島市総合計画基本構想について諮問した。
基本構想では、将来のありたい姿とその実現を図る目標や大綱など、現在設定されている基本理念や基本目標を踏まえて将来人口や土地利用の基本方針などを確認した。
今後はさらに後期基本計画に向けて審議が行われ、市の現状と課題や施策の目標などについて意見を交わす。
今年度中に5回程度、審議会を開催しパブリックコメントなどを踏まえて、最終的な基本計画を来年2月には市長に答申する。
座喜味市長は「市総合計画は市の将来構想に必要な施策の方向性を示し、市政の運営を総合的かつ計画的に実現するためのもの。市の最上位計画。審議会の皆さんは各分野で活躍しており、その知見を頂き市の将来に向けて活発な議論を展開してほしい」と呼び掛けた。
下地会長は「現在の計画から社会情勢が大きく変わってきている。新型コロナウイルスは世界的な影響もあるが宮古島にも影響がある。最上位の計画でもあるため、役所だけでつくるのではなく、委員の皆さんたちの意見を議論して環境の変化に対応できるようにしていこう」と話した。
委員は次の通り。(敬称略)
会長=下地芳郎▽副会長=平山茂治(宮古島観光協会)▽委員=井上美香(宮古の海を綺麗にし隊)春川京子(NPO法人宮古島海の環境ネットワーク)新城武一郎(宮古島商工会議所)砂川隆(県農業協同組合宮古地区本部)伊良波宏紀(伊良部漁協)嶺井忍(沖縄振興開発金融公庫)宮城克典(宮古教育事務所)上地庸一(宮古地区PTA連合会)饒平名和枝(市文化協会)砂川恵助(市スポーツ協会)新城久恵(市教育委員会)本永安子(市社協)木村太一(宮古保健所)下地節子(市民生委員児童委員協議会)竹井太(地区医師会)前川尚誼(宮古島地区防犯協会)