相談窓口を設置/多良間 小中校8日まで休校
新型コロナ
【多良間】村内で新型コロナウイルス感染症の陽性者が出たことを受け、村は3日、感染に関する相談窓口を役場内に設置した。村は新型コロナウイルス感染症に関連して「自身の不安や心配な点について相談してほしい」と呼び掛けている。村教育委員会(池城三千雄教育長)は同日、臨時の委員会を開催し、児童生徒の感染防止と安全確保などの観点から小、中学校を8日まで臨時休業(休校)とすることを決めた。
村では村内放送を活用し、村民に相談窓口開設を知らせた。対応は住民福祉課が行う。受付時間は平日午前8時30分~午後5時まで。電話79・2623。
村教育委員会は臨時休校について、学校長名で保護者あてに文書を配布。休校中の留意点として▽不要不急の外出や同居家族以外の人と接触させない▽家庭でも感染対策を徹底するとともに、子の監督-の協力を求めた。
学習課題については学校職員が各家庭を訪問し、玄関先で配布する。
また、臨時休校期間中、生徒の自宅待機が難しい場合や他の事情で登校を希望する場合は学校に事前に連絡し調整後に受け入れる。
多良間保育所と多良間幼稚園は通常通り。村立図書館は8日まで、村コミュニティー施設は14日までそれぞれ休館する。
多良間診療所は8日まで一般診療を休診するが、急患対応は診療所または119番に連絡してから指示を受ける。