1回目接種率75%到達/新型コロナ
市対策室 最終的には80%目指す
新型コロナウイルスの1回目のワクチン接種率が2日、市が目標としていた75%に到達した。接種率は8月末時点で73・4%と達成目前に迫っていた。市の新型コロナウイルスワクチン接種対策室の下地睦子室長は「集団接種は5日で終了するが、来年2月末までワクチン接種事業は継続する。最終的には接種率80%まで引き上げたい」と話した。
市における12歳以上のワクチン接種対象者は4万8565人で、2日までに1回目の接種を終えた人は3万6500人で75・2%。2回目の接種を終えた人は3万1605人で65・1%となっている。
2日時点の接種率(1回目)を年代別に見ると、最も高いのは65歳以上で88・1%。次いで60~64歳の82・5%、50~59歳の77・1%、40~49歳の68・5%、30~39歳の61・7%などとなっている。
最も低いのは19~22歳の40・7%。次いで12歳が41・3%、23~24歳が48・6%と半分に達しておらず、年代が低くなると下がる傾向になっている。
宮古島市、多良間村におけワクチン搬入数は8月29日までに7万7806本(職域接種のモデルナ含む)で、接種者に対する供給率は80・1%となっている。