教育・文化
2011年2月10日(木)9:00
テレビ会議で情報交換/南小児童
長野県の児童とIT交流
南小学校(田場秀樹校長)で9日、テレビ会議による情報交換授業が行われた。同校5年3組の児童が、長野県長野市立塩崎小学校5年生とスカイプを使用してテレビ会議授業を行い、互いの特産品情報などを交換してIT交流を図った。
この会議は総務省のフューチャースクール推進事業の一環。同事業の推進実践校(全国で10校)に指定されている塩崎小学校が南小学校に打診し、IT交流が実現した。
スカイプはインターネットの回線を使って会話と映像の交換ができる。授業では塩崎小の児童が宮古島の農産物や魚、台風、家屋の造りなどを質問。南小の児童は画面に映る塩崎小の児童に関心を示しながら事前に調べた内容を分かりやすく丁寧に回答していた。
テレビ会議授業を終えて、級長の加藤草太君は「こんなに離れていてもちゃんと顔を見ながら話せることがとても良かった。少し緊張しました」と感想を話した。具志堅ありささんは「ドキドキしたけど話していたら慣れてきた。テレビ会議を通して自分もたくさん勉強できたのでとても良かった」と話した。