島の魅力と課題伝える/観光協会青年部
元ミス宮古島ら高校生に講話
宮古島観光協会青年部(平良勝久部長)は16日、宮古総合実業高校で観光講話を開いた。元ミス宮古島らが、商業科の生徒たちに島の魅力と観光の現状や課題を伝えた。生徒たちはメモを取りながら真剣な表情で聞き入っていた。
平良部長は「宮古島の観光について」、第37代ミス宮古島の大泊千尋観光戦略委員長、第44代ミス宮古島の吉田芹観光戦略副委員長が「観光×SDGs」をテーマに講話した。
平良部長は、宮古島の観光の現状を説明。宮古に訪れる観光客が100万人(2019年)であることや、ロックフェスティバルは4億3800万円の経済効果があることを伝えた。
大泊委員長と吉田副委員長は、ミス宮古島を経験したことで島の魅力を再認識したことを紹介。「観光は量から質への転換点を迎えている。若い世代が考え行動することが大切。キーパーソンは皆さんだ」と呼び掛けた。
生徒を代表して友利ひなたさんが「ありがとうございました。これからの授業で生かしていきたい。私たちにできることは、イベントなどのボランティアに参加することだと思った。一緒に宮古島を盛り上げていきたい」と礼を述べた。
同校は現在、分散登校を実施しているため、講話は13、16の両日で行われた。