観光客で空港一時混雑/シルバーウイーク始まる
秋の大型連休「シルバーウイーク」初日の18日、宮古空港の到着ロビーでは、大きなスーツケースやゴルフバックなどを持った観光客とみられる人たちで一時混雑する時間帯もあった。
関西発、那覇発、羽田発の便が宮古空港に到着する同日の午前10時台、到着ロビーは飛行機から降りてきた乗客をはじめ、ホテルやレンタカー会社の出迎えを待つ人らで混雑した状態となった。
大阪から妻と息子の家族3人で観光のため訪れたという男性()は「初の宮古島。新型コロナの感染拡大などがあり、なかなか来ることができなかったが、ワクチン接種を終えたので、家族だけで行動するのであれば大丈夫かと思い来た。沖縄はコロナ感染者が多いと聞いてはいるが、普段生活している大阪の方が怖いと感じている。基本、ホテルの中で過ごし外に出ないなど、きちんと感染対策をして宮古島を楽しみたい」と話した。
静岡から友人と2人で訪れた男性(39)は「5年ほど前に移り住んだ友達に会うためと、きれいな海を楽しみたくて来た。沖縄にコロナ患者が多いということはあまり気にしていない。逆にすいていてチャンスと思った。せっかく来たので周りに人がいない所ではマスクを外して、島の空気を吸いたい」と語った。
日本トランスオーシャン航空によると、18日から20日の3連休期間の宮古路線の予約率は5割弱ほど。9月全体の予約率よりは高くなっているものの、新型コロナウイルス感染拡大前と比較すると大幅に下回っているという。