通学路の安全点検実施/宮古島署など
雑草、横断歩道の状況確認
宮古島警察署(田場義浩署長)、宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)、宮古島警察署協議会(喜屋武文代会長)は24日、合同で東小学校周辺の通学路の安全点検を行った。児童たちが安全に登下校できるよう、歩道の雑草や横断歩道の表示が消えかけていないかなどを確認した。改善が必要な場所については早期に是正するほか、関係機関にも報告する。
関係機関と連携し、通学路の安全点検を実施することで、児童生徒が関係する事件や事故を未然に防止し、最大限の安全確保を図ることが目的。「全国地域安全運動(10月10日~20日)」に先立ち、平良第一、北、城東、多良間の各小学校周辺でも行われた。
チェックは▽過去に不審者等の目撃情報があった場所▽学校への抜け道となっているが人や車の通りが極端に少ない場所▽見通しが悪く交通事故が発生する恐れのある場所▽横断歩道の塗装薄れ、標識・表示の補修が必要な場所▽雑草の繁茂、街路樹の根上がりなどにより歩道を正常に通行できない場所-。
このうち、歩道には雑草が生い茂っている場所が複数カ所あり、登校する児童は歩道から車道に出て通行していた。
田場署長は「児童生徒の安全安心を守るため、本人たちが歩く場所の状況、また、子供の飛び出しが発生しそうな場所がないかを確認する」と話した。