最優秀賞を受賞した兼本さん（写真提供・宮古地区中学校英語教育研究会）

　第13回宮古地区中学校英語弁論大会（主催・宮古地区中学校英語教育研究会）がこのほど、ビデオ審査で行われた。多良間を含む地区内の中学校から12人が出場し、最優秀賞に兼本桜子さん（北３年）、優秀賞に友利心温さん（下地３年）と佐和田稀央さん（多良間３年）が選ばれた。３人は同じくビデオ審査で行われる「高円宮杯第73回全日本中学校英語弁論大会県予選」に、宮古地区代表として参加する。

　最優秀に輝いた兼本さんは「Ｌｅｔ　Ｔｈｅｍ　Ｅａｔ　Ｃａｋｅ（ケーキを食べればいいじゃない）」と題し、マリー・アントワネットの生涯について発表。マリー・アントワネットはわがままな王妃といわれているが、その間違ったイメージを変えたいと紹介し、「重圧に負けず、プライドを持って最後まで生きた彼女のように重要な場面で自分の誇りを持って行動できる人間に私はなりたい」と訴えた。

　同大会は国際語である英語を用い、自分の考えや思いを相手に分かりやすく伝えることを通してコミュニケーション能力の基礎を培い、国際化社会を豊かに生きる生徒を育成する目的で行われた。

　今大会の成績は次の通り。（敬称略）
　【最優秀賞】兼本桜子（北３年）
　【優秀賞】友利心温（下地３年）佐和田稀央（多良間３年）
　【奨励賞】山川このか（城東３年）新里奈々（狩俣３年）茂木優夢（西辺３年）下地夢華（平良３年）下地かなえ（鏡原３年）田村祐真（久松３年）下地優花（上野３年）久貝莉央（池間３年）川平瑞菜（伊良部島３年）