社会・全般
2021年9月29日(水)8:58
認知症に正しい理解を/オレンジ色の花でPR
県作業療法士会支部
県作業療法士会宮古支部(長濱裕樹支部長)は28日、認知症啓発活動「オレンジガーデニングプロジェクト2021」を実施した。下地診療所通所リハビリセンターや県立宮古病院などの施設内に、オレンジ色の花やペーパーフラワーを飾って、活動をPRした。
同プロジェクトは、認知症になっても暮らしやすいまちづくりを目指すもの。9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせて、認知症啓発のシンボルカラーであるオレンジ色の花を全国各地で咲かせている。
2020年に新潟県の作業療法士がスタートさせ、13県から計1000人以上が参加したという。
宮古支部は今年度初めて参加し、長濱支部長と久高汰也さんが下地診療所通所リハビリセンターに、オレンジ色の花「サマーキャンドル」などを飾った。
長濱支部長は「コロナで大きなイベントはできないが、少人数が各施設で活動することは可能。認知症について考え、調べるきっかけになってほしい」と述べた。