市議選告示まで2週間/立候補予定者、活動活発化
市議会議員選挙は17日の告示まで残り2週間となった。今のところ定数24に対し、現職、新人・元職合わせて38人が立候補を予定している。各後援会は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底しながら、選挙戦に向けて準備を進めている。1日には、緊急事態宣言が全面解除されたことで、動きがさらに慌ただしくなりそうだ。投開票は24日。
市議会議員選挙に立候補を予定しているのは現有勢力で多数を占める野党系現職が16人、新人が3人。与党系は現職が5人、元職・新人が11人。中立系は新人が3人、総数で38人となる見通しで、乱戦の様相だ。各候補者は政策が書かれたチラシなどを配布し、浸透を図っているほか、早朝には主要交差点で、ドライバーらへ手を振るなどして、アピールする姿が数多くみられるようになった。
現職の市議は「投開票日が近づいてくるにつれて緊張感が増している。名刺やポスター、選挙カーの準備も整えており、準備万全で臨みたい。これまで新型コロナの影響で思うような活動ができなかったが、全面解除となったことはとても大きいと思う。取り残しのないようにしっかりと有権者に政策を浸透させていきたい」と話した。
新人で立候補を予定している一人は「告示以降を見据えて選挙カーの登録なども完了している。また、朝のあいさつや後援会活動としての取り組み、訴えている政策の勉強会などを行っている。初めてのことなのでやることが多くて大変だ」と話した。