サシバの未来考察へ/17、18日に宮古でサミット
実行委が開催プログラム確認
2021年度第2回国際サシバサミット宮古島大会実行委員会(会長・座喜味一幸市長)が5日、市クリーンセンタープラザ棟会議室で開かれた。インターネットを活用したオンライン形式で16、17日に開催される同サミットのプログラム内容などを確認し承認した。
国際サシバサミットは、絶滅が危惧されているサシバの繁殖地、中継地、越冬地の人たちが集い、サシバの未来について考える場として2019年に第1回を実施。第2回となる今回、宮古島で開催される。
参加都市は宮古島市のほか、栃木県市貝町、鹿児島県宇検村、台湾の屏東県、フィリピンのサンチェス・ミラ市。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から今回はオンラインでの開催が決定していて、宮古島市からの配信会場は市クリーンセンター会議室となる。
16日に実施されるプログラムは、大会実行委員会委員で宮古野鳥の会の久貝勝盛顧問による活動・研究発表、日本野鳥の会の遠藤孝一理事長による基調講演、各地からの活動報告、サミット宣言など。
17日には各地の子どもたちの活動報告、サシバ俳句コンテスト結果発表、オンラインお絵描き教室、サシバ保護宣言などが行われる。
第2回大会実行委員会では、事務局が当日のプログラムとスケジュールなどを参加委員に説明。発表や基調講演などでは通訳音声の配信も行われ、オンラインでの視聴者が希望する言語を選択できること、手話通訳も行われることなどを紹介した。