厚労大臣から感謝状/座喜味市長伝達
与那覇、宮國、豊見山さん/民生委員・児童委員を退任
民生委員・児童委員を長年務め今年退任した与那覇淳子さん、宮國サヨ子さん、豊見山伸子さんに、厚生労働大臣から感謝状が贈られた。5日、市役所で伝達式があり、座喜味一幸市長が手渡した。
感謝状は、社会奉仕の精神で地域社会の福祉の増進に貢献した民生委員・児童委員に対して、退任の際に労をねぎらうために贈られる。対象は6年以上務めた人。与那覇さんは22年2カ月、宮國さんは13年7カ月、豊見山さんは7年務めた。
与那覇さんは「大きな事を学ぶことができた。楽しんで活動していたのでとても幸せな22年間だった」、宮國さんは「自分が生まれた地域でやってきた。委員は若い人たちに譲り、今後は自分も後期高齢者同士で楽しい活動をやっていきたい」と振り返った。豊見山さんは欠席した。
座喜味市長は「長い間、お疲れ様でした。以前は地域で高齢者を見たり、若い子を見守ったりしていた。最近は都市化、核家族化が進み、その中で民生委員・児童委員の役割は大きいものがある」と感謝した。
宮古島市の民生委員・児童委員の定数は124人だが9月1日時点で116人、充足率93・5%となっている。