ワクチン接種率80%超/市1回目
2回目終了は77%/市対策室 80%完了目標
新型コロナウイルスワクチン接種対象者の1回目接種率が10日時点で80%を超え、全人口当たりでは70%を突破した。2回目接種率は接種対象者で77%、全人口当たりでは67%だった。市新型コロナウイルスワクチン対策室が11日発表した。市では対象者の80%接種完了を目標としている。
同対策室のまとめによると、12歳以上のワクチン接種対象者4万8565人に対し、10日までに1回目を終えたのは3万8939人で接種率は80・2%。2回目終了者は3万7532人で接種率は77・3%となった。
2回目接種率を年代別で見ると、最も高いのは65歳以上で88・4%。次いで60~64歳が84・8%、50~59歳が80・5%と50歳以上では80%を超えている。
最も低かったのは19~22歳の49・6%で50%に達していない。次いで低いのは23~24歳の55・9%、12~15歳の59・7%。
接種率を全人口当たりで見ると、1回目を終えた割合は70・1%、2回目終了は67・5%となっている。
同対策室の下地睦子室長は「当面は2回目接種率が、県の目標である全人口当たりの70%を超えるよう接種を進めていきたい」との考えを示した。
市は市役所でのワクチン集団接種を継続していて、10月は今後、13、17、27、31日に行われる。集団接種の予約、問い合わせは市新型コロナワクチン予約センター(電話79・7829)まで。