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2011年2月16日(水)9:00
新年度から改修工事へ/パイナガマビーチ
バリアフリーに整備/総事業費1億円超
平良のパイナガマビーチの将来像に、市民の意見・要望を反映させるための最終ワークショップが日、平良港ターミナルビルで開かれた。市では意見・要望が集約されたとして、2011年度から護岸改修工事に着手する。
事業名は、パイナガマ地区護岸(改良)整備事業。工期は09年度~12年度までの4年間。総事業費が1億5000万円で、国が9割、市が1割を負担する。
階段式コンクリート護岸が老朽化していることから改修し、市民や観光客らに親しみやすいバリアフリーに整備する。さらに飛砂防止対策を強化する方針。
この日のワークショップでは、前回出された意見や要望を再確認した。
集約意見では▽安全に泳ぐためのハブクラゲ対策が必要である▽飛散により背後や東屋に砂が溜まっている▽バリアフリー対応になっていない▽将来管理を民営化(地域住民など)し有料化にした方が良い▽駐車スペースが少ないので、ピーク時に道路への違法駐車が目立つ―などがあった。