自然楽しみ走り満喫/伊良部島マラソン
暑さ吹き飛ばし快走
第12回ロマン海道・伊良部島マラソン(主催・同マラソン実行委員会)が27日、1247人が参加して伊良部B&G体育館前などを発着点とする4コースで行われた。参加者らは、4月中旬並みの暑さを吹き飛ばし、美しい自然を楽しみながら思い思いのランを満喫した。
最長のハーフコース(21・3㌔)は、宮古高校1年の瑞慶覧伸哉(16)が1時間11分16秒で優勝した。完走者は1241人で過去最多。完走率99・5%だった。
この日の下地島空港での気象観測では最高気温(午後1時現在)24・8度。弱い南風が吹き、暑いコンディション。伊良部地区地域づくり協議会(比嘉臣雄会長)がスタート・ゴール前の沿道に、ピンク色に咲いたインパチェンスのプランターを飾り雰囲気を演出した。
午前10時の号砲一発でスタート。佐良浜中学校前スタートで下地島一周のハーフコース、B&G体育館前スタートで下地島一周のBコース(14・6㌔)、下地島外周路を折り返すCコース(7㌔)、タイコ橋・仲米橋を通過するファミリーコース(2・3㌔)の4コースを駆け抜けた。
1人1人が、心地よい汗を流しながら笑顔でゴール。完走メダルが手渡されると、ガッツポーズで笑顔を見せていた。ゴール前では、家族や友人らが迎え健闘をたたえていた。
また会場の一角では、完走した全員に、伊良部特産のなまり節やパンが贈られた。
大会は、風光明美な伊良部の自然の醍醐味を満喫しながら楽しく走ることにより、健康増進を図り、併せて地域活性化の促進に寄与することが目的。