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2011年3月8日(火)9:00
「活用の議論すべき」/下地島空港で岡田幹事長
民主党の岡田克也幹事長は6日、下地島空港での民間航空機以外の使用はさせないとの「屋良覚書」について、「詳細は承知していないが、民間のパイロット訓練が無くなった時、その後どうするかという議論はすべきだと思う。空港が使われないまま放置されるということは、地元にとっても決して良いことではない」と述べ、活用方法を探る議論が必要だとの認識を示した。第5回沖縄協議会のため宮古島を訪れ、市民との対話集会終了後の会見で記者の質問に答えた。
岡田幹事長は宮古島視察について「宮古の可能性に触れた感じがする。サトウキビを有効活用することで採算性を高めることができる。畜産やマンゴーもさらにブランド化を図り売り出していけば、もっと高く売れる」と感想を述べた。
宮古島市で実証実験が行われている新エネルギーについては「自然エネルギーを中心にCO2(二酸化炭素)排出ゼロの島作りは十分考えられる。それができれば日本全体のモデルとなる」と語り、政府として宮古島市における取り組みを後押ししていく考えを示した。