9日に補正予算採択へ/市議会
総務財政・文教社会委が承認
開会中の宮古島市議会(下地明議長)の3月定例会は7日、4日に引き続き常任3委員会を開き、付託議案の審議を行った。総務財政と文教社会の両委員会では2010年度一般会計・特別会計補正予算案の採決を行い、いずれも全会一致で承認した。4日に承認された経済工務委員会付託分と合わせ、9日に開催される本会議で委員会での審議結果が報告され、採決される。
総務財政委員会(真栄城徳彦委員長)では、10年度一般会計補正予算の歳入と総務部、企画政策部管轄歳出の付託案件については4日に審議を終えていて、この日は採決のみを行ない、全会一致で原案通り承認した。
そのほか、市行政組織条例の一部を改正する条例など条例議案7件と陳情3件を審議。城辺、上野、下地支所を総務課へ移管する行政組織条例の改正については、支所機能の低下を懸念する委員が市当局に対し、地域による不平等がでないような対応策の検討と、条例改正に伴う支所業務の変更点について市民へ周知徹底を行うよう求めた。
文教社会委員会(垣花健志委員長)は10年度一般会計補正予算のうち付託された教育部、生涯学習部の歳出の審査を行い、同補正予算、国民健康保険事業、特別会計補正予算、介護保健特別会計補正予算、池間小中学校校舎改築工事請負契約の減額変更をそれぞれ全会一致で原案通り可決した。
池間小中学校校舎改築工事は第6回市議会(臨時会)で議決された契約額2億9925万円を2億8934万4834円に減額変更する議決。軟弱な地盤を改良するための工法の変更に伴うもので減額額は990万5166円。
経済工務委員会(嘉手納学委員長)は11年度一般会計のうち付託された建設部管轄の一般会計予算などの審査を行った。