W杯準優勝を報告/ビーチサッカー
上里選手「応援が力に」
FIFAビーチサッカーワールドカップ(W杯)ロシア2021大会に、日本代表で出場した宮古島市出身の上里琢文選手(31)=宮高卒=が12日、市役所に座喜味一幸市長を表敬訪問し、準優勝を報告した。上里選手は「宮古からの応援が力になった。練習以上のパフォーマンスが出せた」と笑顔で語った。
日本は決勝で開催国のロシアに敗れたが、過去最高の準優勝となった。上里選手は全試合出場を果たし、攻守に奮闘するなど準優勝に貢献した。
上里選手は、12月11日には前浜ビーチでビーチサッカー教室を開催する予定を明かし、「子供たちに勇気や夢を与えられるように頑張りたい。宮古島からビーチサッカーをもっと広げたい」と話した。
座喜味市長は「世界を経験した上里さんからいろいろ提案いただければありがたい。ソフト事業など行政にできることがあれば協力したい。『宮古ブルー』のビーチサッカーは最高だと思う」と発展に期待した。
宮古サッカー協会は大会期間中、市役所に懸垂幕を掲揚して活躍を祈念した。表敬には宮國敏弘会長らが同席し、市の協力に感謝の言葉を述べた。
上里選手は、銀メダルを座喜味市長の首に掛け、サインボールを寄贈した。