初の団体賞を期待/県畜産共進会
出品者を報奨金で激励
11月5日に糸満市のJAおきなわ南部家畜市場で開催される、第47回県畜産共進会肉用牛の部に宮古島市の代表牛を出品する3人に14日、市からの報奨金が贈られた。座喜味一幸市長が市役所で手渡した。
出品するのは川上政子さん=平良、荷川取広明さん=下地、砂川健治さん=同。川上さんは若雌第2類、荷川取さんは成雌第1類と成雌第2類に合わせて3頭、砂川さんは成雌第2類に出品。市からの出品牛は計5頭。
座喜味市長は「出品牛の飼育には相当な手間暇がかかる。宮古の牛の飼育の技術が評価される。大きく期待している」と激励した。
3人は「(出品牛は)生まれた時から、きれいだと思っていた。草やりにも注意を払ってきた。代表に選ばれ、うれしい。良い成績が残せるよう頑張りたい」、「何回か出品しているが、現地でえさを食べない時があった。その辺りの技術を向上させて連れて行きたい」、「市から3人で5頭の出品となるが、悲願の団体賞が取れように頑張りたい」と意気込んだ。
共進会は、肉用牛の改良技術の向上と農家の畜産経営に寄与することを狙いに、毎年開催されている。地区共進会を勝ち抜くと県共進会に宮古の代表牛として出品され、県で最高賞を取ると全国共進会の出場権を獲得することができる。