04/15
2025
Tue
旧暦:3月17日 先勝 癸 
社会・全般
2010年5月4日(火)16:16

北福波断然トップの2063本/09年度の家保種雄牛精液払い下げ

産子、枝肉共励会で優秀成績

 宮古家畜保健衛生所のまとめによると、2009年度の種雄牛精液の払い下げ本数は、「北福波」が2063本と、断然のトップだった。全体(3022本)の3分の2を占めた。北福波は、市富名腰の与座武雄さんの畜舎で、生まれた牛。産子(子供)が県内外の枝肉共励会で最優秀の成績を収めるなど、肉質が良く市場性が高いため、引っ張りだことなっている。

 2位は「茂隆平」の375本、3位「勝安福3」334本、4位「勝海星」120本、5位「勝晴姫」110本-の順位となった。
 北福波は、肉質面の遺伝力が強く、県産肉用牛の改良に大きく貢献すると期待されている。
 交配は①糸桜、田尻、気高系のいずれにも合うが、「北国7の8」や「北国7の3」を父に持つ雌牛への交配は、強い近親交配になるので避ける②増体面でややばらつきが見られるため、体積のある母牛への交配が望ましい-としている。
 県は北福波の子の「南風」と「福福波」の2頭を後継種牛候補として産出した。5月1日~6月30日まで行う試験種付けに、農家の協力を呼び掛けている。
 北福波の産子は、昨年9月の県畜産共進会枝肉部門では、最高賞の「優秀1」をはじめ、入賞6頭のうちに5頭が入るなど上位を独占した。枝肉格付けは、いずれも最高ランクの「A5」だった。
 山形県のJAみちのく村山枝肉共励会でも、「チャンピオン」に輝いている。
 その他枝肉共進会での北福波産子の成績は次の通り。
 おきなわ和牛枝肉共励会(09年7月)=最優秀賞、優秀賞▽おきなわ和牛現地枝肉共励会(10年3月)=最優秀賞


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!