宮古島市 異動率は34%
11年度職員人事を内示
宮古島市は、4月1日からスタートする2011年度の市職員定期人事を28日、内示した。全体の移動率は34%で、職員数は10年度比27人減の881人となる。城辺、上野、下地の各支所長はこれまでの部長級が廃止され課長級が配置される。人事の詳細は30日に公表される。
昇任人事は部長級が3人、課長職14人、補佐級18人、係長級14人となっている。新規採用は24人で、市長部局に17人、教育委員会に5人、消防に2人を配置。異動率は市長部局が36%、教育委員会26%、水道事業35%、消防本部28%。
城辺、上野、下地の各支所では、地域づくり課と市民福祉課を支所地域係に統合し、支所長には課長級を配置。農林水産部の海中公園プロジェクトチームは廃止し水産課に統合する。
県職員で市財政課長を務めてきた伊川秀樹氏が3月末で任期満了となることから、4月1日から新たな県職員の派遣を受け財政課長に任命する。経済産業省から採用している大金修一エコアイランド推進課長と、県から派遣されている仲間利夫水産課主幹の任期は12年3月31日まで。
部長級人事は今月24日に内示、公表されている。
市の人事異動基本方針では、原則、管理職は3年、一般職は5年以上の勤務を異動対象としている。