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産業・経済
2011年3月31日(木)9:00

来月事務所工事を発注/空港ターミナル社

スカイマーク就航向け


搭乗手続カウンターは出発ロビーの南側(空港ターミナル社直売店の所)に設置される

搭乗手続カウンターは出発ロビーの南側(空港ターミナル社直売店の所)に設置される

 宮古空港ターミナル社(神里惠亮社長)は29日、取締役会を開き、那覇-宮古間の9月就航を予定しているスカイマーク社に貸す事務所や搭乗手続カウンターなどの設置に伴う工事発注案を承認した。同社の占有面積は、約150平方㍍。工事は、来月中に発注する。スカイマーク社によると、雇用は20~30人を見込んでいる。


 搭乗手続カウンターは、出発ロビー南端のターミナル社直売店を別の場所に移して設置。事務所はターミナルビルの南側に隣接する形で、増設する。

 取締役会は「(運賃の安い)スカイマーク社の就航は、住民の負担軽減になり、従来の離島運賃低減要請ともマッチする」と意見が一致したという。

 ターミナル社は、1月以来スカイマーク社と、施設の場所や規模、内容などについて調整を進め発注となった。

 スカイマーク社は、9月1日から那覇-宮古間に、毎日5往復の定期便就航を計画している。同社の就航で宮古関係路線は、現在の3社から4社体制となる。

 スカイマーク社の西久保愼一社長は昨年12月に、宮古に就航したい意向を下地敏彦市長に報告。今年1月には県庁を訪ね、運航案などを説明していた。


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