ヨーグルト、たばこ品薄/市内スーパー
東日本大震災の影響
東日本大震災の影響で市内のスーパーでは、ヨーグルトやたばこ、ミネラルウオーターなどが品薄になっている。各店は、その旨を張り紙で周知している。
Aスーパーのヨーグルトの陳列棚は6日現在、取り扱う約40品目のうち、半数以上が品切れとなった。3月末から、同状況が続いている。今月中旬ごろまでには、回復する見通し。県内産は、順調に入荷している。
同店では、本土における水道水の放射能汚染が報道された時に、ミネラルウオーターを買う人が殺到したことから、現在は平等に行き渡るよう1人1本の限定販売に踏み切った。サバ缶詰など一部の一般食品にも影響が出ている。
たばこは、日本たばこ産業の全銘柄出荷停止に伴い、品切れする銘柄が各店で日々増えている。B店では6日、マイルドセブンの全銘柄が品切れ。50代の男性は、吸い慣れているたばこがないため、別銘柄を仕方なく買った。
日本たばこ産業によると、出荷停止は被災地福島県と栃木県の工場の稼働停止と、たばこの箱を包むセロハン紙などの材料調達が難しくなっているのが要因。11日から数量限定で、一部銘柄の出荷を再開する。