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社会・全般
田口壮外野手
「優勝が第一」チームをけん引
9年ぶりの日本球界復帰で周囲の期待を集める。自身その自覚は強い。宿舎での新入団選手あいさつでは「付いてこい」と選手たちを鼓舞。豊富なメジャー経験を生かしてチームをけん引する。
キャンプ初日から積極的に練習をこなして汗を流す。その姿勢のすべてが若い選手の模範になっている。
「すごく若いチームで良い選手がたくさんいる」と若手の成長に期待。その上で「自分がしている練習にどういう意図があって、何を目的に練習しているのかということを伝えていきたい」と目的意識を持った練習の追求を呼び掛ける。
勝つためには「常にメッセージを発信すること」と話し、自己をアピールすることの重要性も強調した。
久々の日本の練習には「長いですね」と苦笑い。それでも「大目に見てもらうのは好きではない。与えられたメニューはすべてこなしていきたい」と気を引き締めた。
個人的な数字よりもチーム全体の成績を重視する。「優勝することが第一。それを信じてやっていく」と話す言葉に力を込めた。
田口 壮(たぐち・そう) 1969年7月2日生まれ。西宮北高―関西学院大を経てオリックス入団。2002年からメジャー挑戦。カージナルス、フィリーズ、カブスで活躍した。メジャー通算打率は2割7分9厘。177㌢、77㌔。右投げ右打ち。背番号33