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社会・全般
古川秀一投手
紅白登板で存在感
ドラフト1位入団の古川が、紅白試合で存在感を示した。一回を投げ、打者3人をわずか6球で打ち取る快投を見せた。
高校時代は長崎・清峰のエースとして甲子園で活躍。その後日本文理大に入学し、1試合20奪三振を記録するなど注目を集めてきた期待の左腕だ。
11日の紅白試合。初の実践では大村、バルディリス、日高の3人と向き合った。大村をレフトライナーに打ち取ると、バルディリスはサードゴロ、前日の試合で本塁打を放った日高はライトフライに仕留めた。
最速150㌔ともいわれる豪腕だが、切れ味鋭い変化球の評価が高い。カーブ、スライダー、カット、チェンジアップを自在に操る投手力が首脳陣の期待を集めている。
試合後は多くの報道陣に囲まれ「抑えられてほっとした」と表情を和らげた。自慢の変化球の制球に課題を残したが「抑えることができたので自信につながると思う」と自分なりの成果を強調した。
次回は「チェンジやカットをもっとアピールしていきたい」と気を引き締めるドラフト1位左腕。さらなる進化を遂げてペナントに挑む決意だ。
古川 秀一(ふるかわ・しゅういち) - 1987年7月15日生まれ。長崎県出身。清峰高―日本文理大。昨年のドラフト会議でオリックス1位入団。175㌢、80㌔。左投げ左打ち。背番号は14。