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社会・全般
阿南徹投手
ストレートに磨き
ドラフト5位で入団した期待の左腕が順調な仕上がりを見せている。連日ブルペンに入り平均100球を投げ込んでいる。課題はストレート。「バランスが悪いのでしっかりと磨きたい」と話す。柏原高校から城西大学、日本通運を経て念願のプロ入り。最速140㌔を超える直球に加え、多彩な変化球を備える技巧派。首脳陣の期待も大きい。
ブルペンでは、クールな表情で黙々と投げ込んでいる。コーチや先輩の指導を受けながらフォームの細かい部分まで意識。質、量ともに充実のメニューをこなしている。
紅白戦に登板したが3点を失ってプロの洗礼を浴びた。この内容について、「今のままでは通用しない。ボールの切れとコントロールを良くしなければならない」と自らの課題を明確化し、残されたキャンプ期間中での克服に全力を尽くす。
第3クールも間もなく終了。1軍での登板を目指して「ここまでは何とか順調」と振り返る。ただ、決して油断はない。「とにかくストレート。バランスが悪いのでこれを何とかしたい。しっかりと肩を作りながらストレートを磨きたい」と力強い決意を語った。
阿南 徹(あなん・とおる) - 1984年7月28日生まれ。大分県出身。柏原高―城西大―日本通運を経て2009年ドラフト5位でオリックス入団。182㌢、74㌔、左投げ両打ち。背番号は43。