04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
産業・経済
2011年4月15日(金)9:00

野菜・果樹販売額6億8000万円/JA10年度実績

野菜軒並み単価高


高値で推移したゴーヤー(資料写真)

高値で推移したゴーヤー(資料写真)

 JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部が2010年度に取り扱った県外出荷野菜・果樹の販売額は、前年度比3814万円(5%)減の6億8092万円となった。昨年12月から今年2月にかけた全国的な冷え込みの影響で、野菜は軒並み高値。ゴーヤーは前年度比54㌧(12%)の出荷減となったものの高値でカバーし、販売額は同比4%増の1億9651万円となった。


 カボチャやゴーヤー、トウガン、オクラ、インゲンなど県外向け野菜の合計出荷量は1689㌧で、前年度と比べ478㌧(22%)の減少。

 冷え込みに加え、雨や曇天に伴う日照不足が影響した。

 ゴーヤーは寒かった1~2月にかけて、花の付きが少なく生産が落ちた。一方、品薄の影響で2月のキロ単価は1000円にまで上昇した。年間を通した単価は、前年度比76円高の491円となった。

 露地野菜のカボチャは、国産指向も後押ししキロ単価は同比43円高の390円と高値だった。出荷量は同比201㌧(35%)減の373㌧。販売額は1億4575万円(同比27%減)となった。2月末から出荷を予定していたカボチャ(2期作)は、降り続いた雨が花にたまって、受粉困難となり、出荷は4月にずれ込んだ。

 宮古産トウガンの出荷量は県内シェアの8割占め、国内でも有数な産地。安定出荷と高い品質が評価され、価格は安定している。キロ単価は前年度比31円高の196円。出荷量は同比20%減の839㌧となったものの、販売額は1億6483万円と同比5%減にとどまった。

 インゲンは出荷量が26㌧(同比34%増)、金額が3003万円(同比36%増)と、数量、金額ともに前年を上回った。要因に生産農家が前年の26人から34人に増えたことを挙げている。

 マンゴーの出荷量は32㌧(前年度比49%増)、販売額4685万円(同比38%増)となった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!