有力選手が宮古入り/トライ大会
連覇狙うグエンベルら
第27回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市など)を4日後に控えた20日、前回優勝のウルフガング・グエンベル(32)=カナダ=をはじめ、昨年女子2位で5年ぶりの優勝を狙う塩野絵美(31)、26回大会総合6位の西内洋行(35)ら、国内外の招待選手が続々と宮古入りした。選手たちは、「東日本大震災の影響で出場を辞退した選手たちのためにも全力で競技する」と誓い合った。
大会2連覇を狙うグエンベルは「地元(カナダ)がとても寒く、昨年のように練習ができなかった。多少の不安はあるが、2連覇のチャンスは十分にある。ベストを尽くしたい」と連覇に掛ける意気込みを話した。
初参加で初優勝を狙うブライアン・フーラー(29)=オーストラリア=は、東日本大震災で参加を見合わせた選手たちに触れ「それらの選手のためにも全力で競技したい。これまでの練習もうまく進んでいるので優勝を狙う」と抱負を語った。
そのほか、同日来島した外国人招待選手は▽エネコ・エロセグイ(27、スペイン)▽アダム・チャドバーン(29、オーストラリア)▽アントン・ブロックヒン(24、ウクライナ)▽ギルハーメ・カンポス(27、イタリア)▽バーバラ・スズィッカ(28、カナダ)▽パク・ビョン・フン(39、韓国)-の計8人。
大会は24日午前7時に競技開始、午後8時30分までの13時間30分で強人ぶりを競う。