全員完走へ「乾杯」/トライ大会ワイドーパーティー
1年ぶり再開に笑顔
第27回全日本トライアスロン宮古島大会の開会式・ワイドーパーティーが22日夜、市総合体育館で盛大に開かれた。出場選手全員の完走を願い乾杯したほか、本番に向け、用意されたたくさんの料理に舌鼓を打ちながら栄養補給をした。
大会特別協賛社である日本トランスオーシャン航空の青木誠社長の音頭に合わせ全員で乾杯した参加者たち。食事などを楽しみながら、同じチームの仲間や、久しぶりに再会した知人らと交流を深めた。
福岡から参加の中野孝治さん(36)は「6年ほど前に悩みを抱えて宮古島に癒やしの観光に来た。その翌日がトライ大会だった。それを見て、自分もやってみたいと思い始めた。今の自分は6年前とは違うことを今大会を通して自ら証明したい」と話した。
東京から参加の長谷美尚子さん(45)は「スイムとバイクが苦手なのでその2種目を順調にこなしてランで追い上げる。目標は完走。(東日本大震災の)被災地も一日も早く復興してイベントができるようになってほしいと願っている」と被災地への思いを込めて、レースへの抱負を語った。
会場ステージでは、大会に選手としても出場する古代眞琴さんと宮古島出身の砂川恵理歌さんが歌を披露し、盛り上げに一役買った。