グエンベル「力出し切る」/トライ招待選手
共同会見で健闘誓う
第27回全日本トライアスロン宮古島大会に招待されている選手が22日、宮古島市総合体育館中庭で共同会見を行い、互いの健闘を誓い合った。連覇を狙うカナダのウルフガング・グエンベルは「すべての力を出し切ることが目標」と語った。
会見に臨んだのは海外勢が前回覇者のグエンベルをはじめ、ウクライナのアントン・ブロックヒン、スペインのエネコ・エロセグイ、オーストラリアのブライアン・フーラーの4人。国内招待選手は前回2位の飯干守道、同3位の益田大貴、同4位の桑原寛次、前回女子2位の塩野絵美。
グエンベルは「暑さ対策が心配だが、レースを楽しむ。バイクは足を使いすぎないよう考え、得意のランにつなげたい」と語った。
前回2位の飯干は「2週間前に風邪をひいたが、コンディションは戻っている。スイム、バイクでいかに粘れるかが勝負」と優勝を狙う。同3位の益田も「ランで前の選手をかわしたいので、バイクで外国勢に離されないように粘りたい」と抱負を話した。
沖縄県から出場の桑原は「自分のペースを保つことが大切。リズムとペースを保って勝負するところで勝負したい。応援を背に、勝ちたいという気持ちを強く持って頑張りたい」と力強く話した。
前回女子2位の塩野は「目標は優勝」ときっぱり。「いつも通り、行けるところまでいく」と語った。
ブロックヒンは「バイクとランに力を入れる」と強調、エロセグイは「持てる力のすべてを出し切る」と全力競技を誓った。フーラーは「自分にプレッシャーをかけすぎないようにレースを楽しみたい」と話した。