イベント スポーツ
2011年4月25日(月)9:00
がんずう夫婦がスターター/喜屋武盛吉・ヒデさん
「全国に元気発信を」
第27回全日本トライアスロン宮古島大会のスターターとして、喜屋武盛吉さん(82)、ヒデさん(83)夫婦が24日早朝、全出場選手のスタートを告げる号砲を放った。大役を務めた2人は「選手の皆さんには、全国に元気を発信してほしい」と期待を込めた。
喜屋武さん夫婦は、高齢者も元気な島であることを世界にアピールしようと「がんずうスターター」に任命された。2人は「このような名誉ある大任をいただき感謝している」と笑顔で話した。
2人は午前6時30分ごろ、船に乗って海上のスターター位置にスタンバイ。午前7時のスタートに合わせて号砲一発、全選手が一斉に泳ぎ始めた。集団で海に飛び出していく選手たちの圧巻の姿に声援も送り続けた。
盛吉さんは「とても緊張したけど貴重な体験になった。ぼくたちのスタートの合図で選手が飛び出した。全員が完走することを願っている」と話した。ヒデさんは「最後まで元気で頑張ってほしい」と話し、それぞれ大任をやり遂げて安堵した表情を浮かべた。