宮古島市、日本代表で参加/日中グリーンエキスポ
6月、中国北京で開催
日中両国で環境の重要性を共有する日中グリーンエキスポに宮古島市が日本代表で参加する。6月1日から3日まで中国・北京で開催される会議に下地敏彦市長らが参加し、環境モデル都市行動計画など市独自の取り組みを軸に講演を行う。下地市長は「世界中で自然エネルギーの重要性が問われている。市の取り組みを国際的な場でアピールしたい」と意気込みを話した。
同会議は経団連が設立するNPO法人日中グリーンエキスポ・マネジメントと、中国国際貿易促進委員会の主催。日中両国の企業や自治体、研究機関、NPOの代表が集い、それぞれの情報を共有して環境の重要性を再認識するとともに、より良い環境政策の実現に向けて討議を重ねる。
日本からは宮古島市のほか、北九州市と名古屋市も参加。日本を代表する立場でそれぞれの取り組みを講演形式で発表する。
下地市長は「日本国内でも自然エネルギーを使った事業を展開しているということを世界にPRしたい」などと強調。市の▽低炭素型エコアイランド構築▽クリーンエネルギーによる運輸部門のCO2フリー化▽サトウキビ等による自給自足エネルギー供給▽太陽と市民のエネルギーを活用したエコアクション―などを紹介し、宮古島をアピールする。