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産業・経済
2011年5月3日(火)9:00

延べ4000頭を受託/肉用牛ヘルパー事業10年度

 JAおきなわ宮古地区畜産振興センターのまとめによると2010年度に、肉用牛ヘルパー事業を利用して委託された牛は、延べ4035頭で前年の2796頭と比べ1239頭(44%)増えた。受託料金は同比206万円(30%)増の897万円。利用料金のうち、50%は国が補てんしている。


 2001年に始まった同事業の利用件数は、農家の高齢化に伴い増える傾向にある。JAでは、「事業は、特にお年寄りに喜ばれている。利用者は今後とも増えていくだろう」と予想する。

 事業は①傷病時や冠婚葬祭、旅行などの際の飼養管理②競り市場への牛輸送や競り上場への誘導③削蹄-などに利用している。

 傷病時などの際の委託頭数は1177頭、輸送や競り誘導が919頭、削蹄が1939頭。

 金額は削蹄が最も大きく602万円、輸送など237万円、飼養管理などが56万円となった。

 事業はJAと宮古和牛ヘルパー利用組合(伊波広次郎組合長・ヘルパー約25人)が連携して取り組む。

 利用料金は、輸送が1頭当たり3000円、競り誘導2000円。日常管理は1日の基本額が2000円で、頭数割が1頭300円。10頭を1日間委託すると料金は、5000円になる。削蹄料は子牛が2400円、成牛が3400円。利用申し込みは、JA各支店窓口で受け付けている。


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