産業・経済
2011年5月10日(火)9:00
トウガン出荷がピーク
今期生産量は700㌧見込む
トウガンの出荷がピークを迎えている。宮古地区で最も多く生産している上野のJA集荷場には青々としたトウガンがずらり。連日出荷作業が行われている。宮古地区全体の今期出荷量は700㌧前後が見込まれている。
今期は1~3月の低温と日照不足の影響で例年に比べて生産量が大幅にダウン。開花時期に花が咲かず実が付かなかったという。前期は1000㌧を出荷したが、今期はこれを300㌧ほど下回る。
出荷のピークを迎えた各地の集荷場作業員は共選や箱詰め作業で大わらわ。次から次と運ばれてくるトウガンの出荷作業に追われている。出荷は6月下旬まで続く。
トウガンは低カロリーでヘルシーな食材として島内外で人気。宮古島市は県の拠点産地に認定されている。