宮古病院整備など16事業
県、復帰40年で記念事業決定
【那覇支社】県は9日の庁議で、来年の復帰40周年記念事業を決定した。全16事業で、移転新築の県立宮古病院施設整備や県民愛唱歌制定などを予定している。今回の事業は中間報告として公表。来年3月までにその他の追加事業なども含めた最終公表を行う。
記念事業の宮古病院施設整備について県は「宮古圏域の多様な医療ニーズに対応した病院施設が完成し、宮古圏域の医療を安定的に確保する」としている。2013年3月完成、同年5月開院を目指す。
県民愛唱歌の制定は「県民が郷土沖縄への誇りや愛着、一体感を感じることができるような歌を制定し、地域の活性化につなげる」
同事業は復帰40周年の節目を契機として、県民一人一人がゆとりと豊かさを実感できる自信と誇りの持てる沖縄の創造に向かってスタートとなるよう位置づけて実施する。
そのほかの決定した事業は次の通り。
復帰40周年記念式典及び祝賀会▽復帰40周年記念貨幣の発行▽全国豊かな海づくり大会▽沖縄伝統芸能等の県内外・海外派遣公演▽2012年度(第77回)日本オープンゴルフ選手権競技▽第6回太平洋・島サミットの開催▽復帰40周年記念特別展「Okinawaから沖縄へ」▽特別展沖縄文化の軌跡2復帰の肖像▽沖縄都市モノレール延長整備事業▽新石垣空港整備事業▽「教育行政のあゆみ」編集事業▽復帰40周年記念県高等学校総合文化祭・県中学校総合文化祭▽「県警察40年の歩み」の発刊▽県復帰40周年記念「警察広報活動」-。