宮古の義援金に感謝/東日本大震災
日赤県支部 比嘉副支部長が来社
日赤県支部の比嘉幹郎副支部長と大浜豊政さんが19日、宮古毎日新聞社を訪れ、東日本大震災被災地へ義援金を寄せた市民らに感謝の意を表した。比嘉副支部長は「宮古の人たちの早期復興への熱い思いに感謝する。義援金は日赤本部から被災地に配分される」と述べた。
同支部によると、県内から寄せられた義援金の総額は5月10日現在で約6億2000万円。1995年に発生した阪神・淡路大震災の2倍以上の金額という。義援金は9月30日まで受け付ける。
比嘉副支部長らはこの日、義援金を寄せた企業や団体などを訪れ、協力に感謝した。
宮古毎日新聞社では、3月15日から5月5日までの期間、本社窓口で義援金を受け付けた。期間中、企業や団体、市民らから計747万3991円が寄せられた。義援金は5月6日に、平良覚社長が日赤県支部宮古地区長の下地敏彦市長に託した。
平良社長は「宮古はかつて大きな台風の被害を受けた。その時は各県の人たちから支援を受けた。『困った時はお互い様』『今度は私たちが』という気持ちがあったと思う」と話した。