04/20
2025
Sun
旧暦:3月23日 先勝 己 穀雨
産業・経済 社会・全般
2011年5月21日(土)9:00

契約保証金入らず/マリン社ホテル棟売却

シティー社、融資調整難航


 宮古島市などが出資する第3セクター宮古島マリンターミナル(社長・下地敏彦市長)が所有するホテル棟の売買契約は期限の20日までに、公募入札を落札した宮古島シティーアンドリゾート(西里秀徳社長)から契約保証金の入金が無く契約に至らなかった。宮古島マリンターミナルの垣花義一常務は、今後の対応について「(下地)市長の出張からの帰任を待って判断を仰ぎたい」と話している。


 売買契約は当初予定の4月20日から、1カ月延長されていた。

 垣花常務によると、宮古島シティーアンドリゾートから「金融機関と融資の調整が付かず、断念せざるをえない」と連絡があったという。

 宮古島シティーアンドリゾートの西里社長は本紙の取材に対し「大震災発生後、状況が一変した。何度も事業計画を練り直し、複数の金融機関と融資の調整を続けてきたが、期限に間に合わなかった」と理由を説明。今後については「マリンターミナル社が再度の延長を認めてくれるならば、融資の交渉は続けていきたい」と話している。

 ホテル棟の売却に向けては、当初の最低売却公募額11億8800万円を8億3000万円に下げて再入札したところ、宮古島シティーアンドリゾートと東エンタープライズ(池間稔社長)の2社が応札した。売却交渉相手の第1位には、宮古島シティーアンドリゾートを決定。東エンタープライズは第2位となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!