産業・経済
2011年5月25日(水)9:00
応札2位企業と交渉へ/ホテル棟売却
宮古島シティーとは契約断念
宮古島市などが出資する第3セクター宮古島マリンターミナル(社長・下地敏彦市長)が所有するホテル棟の売買で下地市長は24日、公募入札を落札した宮古島シティーアンドリゾート(西里秀徳社長)から期限までに契約保証金の入金が無かったことから同社との契約を断念し、売却交渉相手第2位の東エンタープライズ(池間稔社長)と交渉していく考えを示した。
下地市長は「取締役会に(売却交渉相手の)第1がリタイアしたとの報告をし、第2の企業に売却して良いですかとの了解を得てから手続きを進めることになる」と述べた。
宮古島マリンターミナルの臨時の取締役会は30日に那覇市で行われる予定。
ホテル棟の売却に向けては、当初の最低売却公募額11億8800万円を8億3000万円に下げて再入札したところ、宮古島シティーアンドリゾートと東エンタープライズの2社が応札。売却交渉相手の第1位には、宮古島シティーアンドリゾートを決定。東エンタープライズは第2位となっていた。