「基地の現状を取材したい」
宮古地区豆記者7人が抱負/東京、釧路など視察へ
第50次本土派遣宮古豆記者7人が28日、出発に先立ち市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね、取材活動に臨む意気込みを話した。豆記者たちは30日に宮古島を出発し、世田谷区長や東宮御所などを訪問する予定。8月2日には菅直人首相を表敬訪問する。
宮古地区豆記者交歓会の本村幸雄会長は「今回は県全体で50人の豆記者を派遣する。宮古では今回の7人を含めこれまで639人が豆記者として活動した。人材育成に果たした役割は大きい」と話した。
豆記者たちは「北方領土のことを調べたい」「県内の基地の現状と米国の対応について知りたい」「取材で分かったことを帰ってからみんなに広めたい」など、それぞれが取材活動の抱負を述べた。
長濱副市長は「文化や歴史が異なる地域の中で、現地で、そこで生活している人たちと出会い、話し合うことは皆さんの成長の大きな糧になると思う。頑張ってきてほしい」と激励した。
豆記者団は30日に宮古島を発ち、7日間の日程で、東京、釧路、根室などを訪れ8月6日午後帰郷する。
豆記者団のメンバーは次の皆さん。(敬称略)
城間彩華(平良第一小5年)喜納夕賀(同6年)下地美寧(同)高良力樹(北小6年)砂川健弥(平良中1年)砂川日向子(久松中1年)伊佐浩善(伊良部小6年)