鏡原と宮原など統合/小学校
8年間で14校実施へ/市教委が方針決定
市教育委員会(宮国博委員長)の第6回臨時会が16日、市役所城辺庁舎で行われた。学校規模適正化については、小学校も中学校と同時並行で進めるとした同委員会方針に基づいてこの日、小学校(幼稚園を含む)の統合基本方針を委員の全会一致で決定した。統合期間は中学校と同じで2018年度までの8年間で鏡原と宮原など14校の統合を実施するとしている。この日決定した方針については、きょう17日に下地敏彦市長に報告される。
同委員会が決定した小学校統合の基本方針は、2014年度までに▽鏡原と宮原▽伊良部と佐良浜▽来間と下地-の統合を行う。
16年度までに城辺地区の4校(福嶺、城辺、西城、砂川)を1校に統合する。
さらに、18年度までに平良の西辺、狩俣、宮島、池間の4校を1校に統合する。
そのほか、統合後の通学措置については、中学校と同じように児童の安全、安心面を考慮し、必要に応じて通学路やスクールバス等の整備や措置を検討するとしている。
同委員会では今後、統合される各校区ごとに住民説明会を実施する予定で、早ければ今月末ごろのからのスタートとなる。
小学校の統合について、同委員会では「中学校と並行して推進することとし、その実施に当たっては中学校と同様に社会情勢や人口の動態の変化等も考慮する」としている。
中学校統合の基本方針は①統合は2011年度から検討作業を開始②14年度までに来間を下地に統合③佐良浜、伊良部を14年度までに統合④福嶺、城辺、西城、砂川を16年度をめどに1校に統合⑤池間、狩俣、西辺を18年度をめどに1校に統合-。