成長の証し、教育長に報告/マウイ島ホームステイ参加者10人
ハワイ州・マウイ島ホームステイに派遣されていた平良中学校3年の平良花江さんら10人が22日、市城辺庁舎を訪ね、川上哲也教育長に研修体験を報告した。川上教育長は「お帰りなさい。これからは体験したことを友人や家族、地域に誇らしげに楽しく伝えてください」と激励した。
7月26日~8月11日までの日程で派遣されていた。市(下地敏彦市長)が、中学校の生徒を海外に派遣し、広く海外での研修体験を通して、将来の国際人として活躍する感性と教養を育てることを目的に派遣費を負担した。
一行は、タイムス海外ホームスティに参加し、ホストファミリーでの生活体験や英語学習などの研修を体験。またマウイ沖縄県人会やマウイ沖縄太鼓などの歓迎を受け、文化の交流を深めた。
川上教育長は「体験で発見したことや気付いたことは、今後の学校生活や家庭生活で生かしてほしい」と述べた。
引率で参加した来間中学校教諭の友利芳江さんは「生徒たちは適応力と集中力があった」と高く評価した。
平良さんらからは「コミュニケーションの取り方が分かった」「ホストファミリーでは食事時間はテレビを消し、静かに食事していた」「日常の英会話に自信がついた」「これからも英語を一生懸命勉強したい」などいった感想があった。
研修体験したのは次の皆さん。(敬称略)
平良花江(平良中)▽陳艶(同)▽粟国椎微(同)▽川満未来(北中)▽宮城愛莉(鏡原中)▽下里昴弘(同)▽仲間沙妃(西辺中)▽與那覇大(西城中)▽友利くるみ(下地中)▽友利倫子(同)=以上3年生。