香村(久松)が3000㍍優勝/県ジュニア陸上
国吉(平良)、400リレー県代表に
中学陸上の第42回全沖縄ジュニア大会兼ジュニアオリンピック大会予選は28日、県総合運動公園陸上競技場で行われ、男子少年A(3年)3000㍍で香村大貴(久松)が9分26秒84で自己ベストを更新し優勝した。また、同200㍍で国吉翔平(平良)が23秒51で3位になった。国吉は前日の100㍍でも11秒57で2位となり、400㍍リレーの県代表に選出された。香村と国吉は10月に横浜市で開催される全国大会に出場する。
そのほかの宮古勢は、男子少年A走り高跳びで砂川鉄信(久松)が1㍍75の跳躍で3位、同B(2年)1500㍍で新里巧馬(同)が4分33秒83のタイムで3位、女子少年A(3年)3000㍍で仲宗根明香里(同)が5位、下地文音(同)が7位となり、久松の5人の選手が上位入賞を果たした。
また、男子ABC共通円盤投げで下地元(鏡原3年)が31㍍33で2位。同ジャベリックスローでも8位となった
男子3000㍍で優勝した香村は29日帰島し、宮古空港でレースを振り返った。
香村は「練習の時から意識して取り組んできたラストスパートが実を結んだ」と話した。序盤から積極的なレースを展開。実力者がそろった第6組で1位となり、全体のタイムレースを制した。全国に向けては「レース中盤でスピードが落ちてしまうのが課題。その課題を克服し、全国では自己記録と宮古記録(8分55秒)の更新を目指したい」と抱負を語った。