永松・奥平組がA制す/本社杯レディースバド
Bは平良・宮城3連覇
第10回宮古毎日新聞杯レディースバドミントン大会(主催・宮古毎日新聞社、主管・宮古レディースバドミントン連盟)は4日、宮古島市総合体育館で決勝までを行った。13チームが出場したAランクは永松まどか・奥平美徳組が初優勝した。永松は上里友紀と組んだ昨年に続き2年連続の栄冠。9チームが参加したBランクは平良直美・宮城恵子組が3連覇を達成。9チームで争ったCランクは本永洋子・米田洋子組が貫禄を見せつけて2年振りに同ランクを制した。初心者の部は坂口有美・下地幸江組が優勝した。
10回の節目となる今大会には、個人戦ダブルスの4クラスに高校生を含む33チーム66人が出場。ブロックリーグと決勝トーナメントで熱戦を繰り広げた。
技術やレベルなどを考慮し四つのランクに分けて対戦することから、実力がきっ抗。予選となるブロックリーグでは敗れたものの、復活してきた決勝トーナメントでは相手チームに雪辱を果たすなど白熱した試合が続出した。今大会は10回の節目を記念し3位決定戦を設けた。
同大会はバドミントン愛好家が一堂に集い、技能を高めるとともに健康増進に役立てることなどを目的に毎年開催されている。
開会式で主催者を代表して宮古毎日新聞社の平良覚社長は「互いに技術を磨き合いながらプレーを楽しんでほしい」と激励。伊波亜耶乃・與那覇夏樹組が「正々堂々と戦うことを誓います」と選手宣誓を行った。
宮古レディースバドミントン連盟の本永洋子会長は「数ある大会の中でも宮古毎日新聞杯は出場者にとって人気の大会で、気合いや意気込みも増す。20回、30回大会と継続できるよう切望する」と大会の発展に期待を寄せた。