19人がエコドライブ学ぶ/県トラック協会
先島初の省エネ運転講習会
県トラック協会(國吉保武会長)の省エネ運転講習会が17日、宮古地区トラック事業協同組合で行われた。16社から19人の管理者やドライバーが参加し、環境に優しいエコドライブを学んだ。
同協会では、輸送コスト低減、CO2削減、事故防止の効果が図れる省エネ運転講習会を2003年度から実施。これまで沖縄本島では合計28回、441人が受講。今回、初の先島開催となった。
講習会は、午前中に参加者たちがインストラクターを同乗させて通常運転を行い、講習で省エネ運転の講座を受けた後、午後から安全と燃費節約運転の体験走行講習を受けた。
省エネ運転の実車では参加者たちが中型車(4㌧カーゴ車)と大型車(10㌧ダンプ車)に分かれて、それぞれの車種で省エネ運転について学んだ。
実車後、通常運転時と省エネ運転時の燃料消費の結果が発表され、参加者全体の平均で中型車は7・5%の燃料費削減、大型車では13・9%の燃料費が削減されたことが報告された。
修了証書を受け取った長浜和彦さんは「省エネ運転のこつが分かって良かった。これからはきょう学んだ運転方法で省エネ運転を心掛けていきたい」と述べた。