5人に当選証書/多良間村選管
農業委員「遊休農地解消に力」
【多良間村】任期満了に伴う多良間村の農業委員選挙で当選した5人に21日、当選証書が付与された。当選したのは現職が友寄春光氏(56)=字塩川、豊見城玄弘氏(43)=同、新人が島袋雅氏(54)=同、新里勝美氏(47)=同、湧川農氏(27)=同。同選挙は13日に告示され、定数5人以外に立候補の届け出がなかったため、無投票当選が決まった。任期は3年。
付与式では豊見城正一選管委員長より、当選者一人一人に当選証書が手渡された。
豊見城委員長は「5人の皆さんには、地域の模範となるよう、頑張っていただきたい。高齢化の中で後継者の育成が課題に指摘されているが、皆さんの力で改善してほしい」とあいさつした。
当選者を代表して友寄春光氏が「私たち5人は力を合わせ、多良間村のために頑張っていきたい。遊休農地の問題などにも力を入れたい」と抱負を語った。
下地昌明村長は「それぞれの持ち味を生かし本村の農業発展のために、パワーを発揮してほしい」と激励。
西平幹議長は、力あふれる職務の遂行に期待した。 農業委員会は▽農地の権利移動の許認可▽農地行政の執行▽農業認定者の育成や農地流動化促進▽地域農業や農業者に関する意見の公表、行政庁への建議、または行政庁の諮問に応じた答申-などを業務とする。