観光客、夜の海を満喫/宮古島観光協会
海中公園でナイトイベント
宮古島観光協会が9月1日から配布している「宮古島特典BOOK」キャンペーンの一環として23日、宮古島海中公園でフリーイベント「海中展望台アクアナイト~夜の海をのぞいてみよう~」(同協会主催)が行われた。会場には通常1000円の入園料が無料になるとあって、約200人(主催者発表)の観光客が来場し、投光器でライトアップされた夜の海を楽しんだ。
海中公園施設内の照明は消され、観察窓からこぼれる光でぼんやりと照らされた施設内で、訪れた観光客がウミヘビなどが泳ぐ夜の海を満喫した。
大阪から4泊5日で夫婦で観光に訪れていた東晋吾さん(33)と里砂さんは「この施設では魚の名前などちゃんと解説されていて楽しい。大人2人でも楽しいので良い企画だと思う。スタッフもとても親切で良かった」と満喫した様子で感想を述べた。
埼玉から家族4人で来ていた川鍋悠人君(7)は「ウミヘビが見られたのが良かった。動くので窓から窓に移動しながら追いかけた。楽しかった」と笑顔で話した。
16日に与那覇前浜で予定されていた手持ち花火大会が、台風の影響でこの日に延期になり、来場者は夜の海を観察した後、フリードリンクと手持ち花火大会を楽しんだ。
宮古島観光協会は「宮古島特典BOOK」を2万部印刷し、日本トランスオーシャン航空(JTA)の東京、関西直行便の乗客などを中心にこれまで約8000部配を布している。この日の催しは同BOOK限定のイベント。