来年4月15日開催決定/第28回トライアスロン宮古島大会
来月3日から参加受付/実行委が総会
第28回全日本トライアスロン宮古島大会の実行委員会(会長・下地敏彦市長)総会が29日、市内のレストランで開かれ、第28回の大会期日を2012年4月15日とすることを決定した。予算総額は第27回大会当初予算より243万円減の9182万円とする案などを全会一致で承認した。
今年の大会の事業報告と決算の承認、実行委員会規約の一部改正と第28回大会の要項案、同大会予算書案の計5件を議題とした同総会。会の冒頭、下地市長は「東日本大震災の発生を受け開催の是非について議論のあった第27回大会を振り返り「結果として開催して良かった。ある意味での支援になった」との認識を示した上で「28回大会も皆さんの協力をもらいながら良い大会にしたい」と呼び掛けた。
第28回大会は4月15日に開催。競技会場や距離などは前回大会と同様で、スイムが与那覇前浜で3㌔、バイクは与那覇前浜から市陸上競技場まで島を約1周半回る155㌔、ランは陸上競技場から城辺保良を折り返す42・195㌔の計200・195㌔。スタートは午前7時、最終ゴール時間は午後8時30分。参加定員は1500人で、参加費は3万3000円。
参加申込は10月3日から郵送とインターネットで受付を開始。締め切りは郵送が11月11日消印有効、インターネットは11月30日。参加資格は、大会当日19歳以上、65歳以下でトライアスロン大会への出場実績のある人。
第28回大会の予算総額は歳入・歳出ともに9182万5000円で、前回大会の当初予算9425万6931円を243万1931円下回った。
第27回大会の決算は、歳入が1億757万9054円、歳出は9891万3528円となり、歳入歳出差額の866万5526円が第28回大会への繰越額となった。
総会では、議題はいずれも全会一致で承認。ただ、期日が4月15日となったことについて「4月9日が学校の始業式となっているため、教育現場は協力が厳しくなる。22日開催にできなかったのか」との意見が出された。これに対し事務局は「石垣島トライアスロンが4月22日に開催することがすでに決まっていて調整することができなかった」と説明し理解を求めた。