04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
環境・エコ 産業・経済
2011年10月5日(水)9:00

エコアイランドツアー好評

年間に300人前後参加/次世代エネの島売り込む


規模の大きさが注目を集めているメガソーラー

規模の大きさが注目を集めているメガソーラー

 城辺のメガソーラー(大規模太陽光発電)など環境に優しい施設を巡るエコアイランド宮古島視察ツアーが、好評を博している。年間の参加者数は、300人前後。「エネルギー地産地消の島」をコンセプトに宮古らしさを打ち出した同商品は、ニューツーリズム開発の良い事例と、注目を集めている。


 宮古島を舞台にしたエコツアーは、市が2008年に国土交通省の事業を活用して開発し、これを宮古島旅倶楽部が引き受けた。

 09年には資源エネルギー庁が島全体を「次世代エネルギーパーク」に認定し、商品の知名度がアップした。

 ツアー客は①市地下ダム資料館(城辺)②メガソーラー(同)③宮古島バイオ・エコシステム研究センター(上野)④市資源リサイクルセンター(同)⑤バイオエタノール製造施設(下地)⑥エコストア「イオンタウン・宮古南ショッピングセンター」⑦E3燃料製造・供給施設(りゅうせき宮古油槽所)⑧風力発電システム(西平安名崎)-などを巡る。

 市が専門ガイドを養成し、同倶楽部が採用。市と同社はインターネットを通して、ユニークなコースをPRし客を呼び込んでいる。

 資源エネルギー庁は、次世代エネルギーパークを紹介する冊子の宮古島のページで「施設の見学は民間業者による視察ツアーがあり、インターネットなどで募集や斡旋を行っている。宮古島旅倶楽部(電話0980・75・4380)」と記載するなど、送客を支援する。

 年別の参加者は08年320人、09年275人、10年が270人。参加者は公務員や議員、企業、団体職員などが多い。

 08年に参加した県商工会議所青年部連合会は「地下ダムと太陽光発電は、島の自然環境を生かすと同時に、離島の問題でもある水不足を解消する素晴らしい設備。E3燃料設備も地球環境問題の対策に取り組んだ事業で、勉強になった」と感想を述べている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!