スポーツ
2011年10月10日(月)9:00
各種競技に全力/みやこ福祉会が運動会
みやこ福祉会(伊志嶺博司理事長)の運動会が9日、鏡原中グラウンドで行われた。踊りや玉入れ、障害物リレーなどの多彩なプログラムに施設利用者とその家族、ボランティアが取り組み、交流の輪を広げた。
スポーツやゲームなどを通して互いの友情や親睦を深め、地域との交流を図ることが目的。今年で10回目の節目を迎えた。
みやこ学園、分場アダナス、野菜ランドみやこの各施設利用者のほか、NPO法人あだんが参加。鏡原中の生徒や地域の支援者らがボランティアとして運動会を盛り上げた
「目指せ、なでしこみゃーく(宮古)」と題した職場対抗リレーでは、サッカーボールを蹴りながらさまざまな障害物に挑戦、最後はシュートまでもっていくという難易度の高い競技に参加者たちは四苦八苦。参加者たちを鼓舞するユニークなアナウンスも手伝って、周囲からは大歓声が湧き上がった。
伊志嶺理事長は「障害者が地域で当たり前に暮らし、社会で働くことが当たり前であるという社会の構築を図っていきたい」と話し、節目の運動会を見守っていた。