本大会、きょう開幕/世界のウチナーンチュ大会
県系人、23カ国2地域から大結集
【那覇支社】ちゅら島の、魂響け、未来まで-を合言葉に第5回世界のウチナーンチュ大会(主催・同実行委員会)の本大会がきょう13日に開幕する。世界23カ国2地域から約4000人の県系人が母県沖縄に集結する。
12日、世界各地から集まったウチナーンチュは、各国の民族衣装に身を包むなどし、那覇市の国際通りをパレードした。日本有数の移民県である沖縄では戦前
戦後を通じ、多くの県民が海外へ雄飛した。5年に1度開催される同大会では毎回、感動的なシーンが繰り広げられる。同大会を手本に宮古島市では来月5日に「生まり島ミャーク大会」を開催する。
12日の前夜祭では、仲井真弘多知事主催の「知事招宴」が那覇市内のホテルで催された。在日ボリビア多民族国大使館のルイス・マサハル・ヒガ・トミタ特命全権大使や、中国福建省知事を代理して宋克寧氏らが来賓として招かれた。下地敏彦宮古島市長、下地昌明多良間村長も同招宴に出席した。
主催者あいさつした仲井真知事は「大会期間中、皆さんのお国柄を県民に広く紹介してほしい」と述べ、大会参加者を歓迎した。
ハワイ連合会の仲宗根・ノーマン・正明会長の発声で祝杯が挙げられ、約600人の出席者が本大会の成功を祈った。